ビマトプロスト成分について

ビマトプロスト成分は、もともと緑内障・高眼圧症などの患者へ処方される点眼薬(ルミガン)の有効成分として利用されていましたが、まつ毛への増毛、育毛効果があることが判明し、FDA(アメリカ食品医薬品局)や厚生労働省にその効果を認可されまつ毛への育毛、増毛効果のあるまつ毛美容液の有効成分として世界各国で利用されるようになりました。

 

効果

このビマトプロストには、大きく2つの効果が挙げられます。

 

  1. 点眼薬としての効果(緑内障、高眼圧症治療)
    目の中の眼房水が多すぎると視神経を圧迫し視力の低下を引き起こします。この成分は、緑内障の典型的な原因となる高眼圧症を下げる働きがあります。眼圧の下降にかかわるプロスタマイド受容体に作用して、ブドウ膜強膜流出路からの房水流出量を増加させ、眼圧を一定に保つように作用します。

     

  2. 育毛剤としての効果(まつ毛の増毛)
    育毛剤としての効果としては、次のような成分効果が得られます。

    • 毛周期の成長期の延長
    • 毛包・毛母細胞の活性化

 

 

ビマトプロスト成分によるまつ毛の増毛、育毛効果が得られる原理

それでは、このビマトプロスト成分がまつ毛の育毛に効果が得られる所以を具体的に解説していきましょう。
髪の毛は、発毛〜脱毛という周期を何度も繰り返して生え変わっていきます。まつ毛もこれと同様、一定のサイクルで発毛と脱毛を繰り返しており、これを毛周期といいます。

 

毛周期

毛周期は、大きく4つの時期に分けられます。

  • 早期
  • 中〜後期
  • 退行期
  • 休止期

 

この毛周期は、発毛⇒早期⇒中〜後期⇒退行期⇒休止期⇒脱毛の流れで、サイクルしています。この発毛してから早期〜後期にかけてを成長期と呼びます。ビマトプロストによって毛包・毛母細胞の活性化させることによって、この成長期間を引き伸ばし、毛の成長を促す役割をもっているのです。これにより、育毛剤としての効果が得られるのです。

 

 

ビマトプロストの副作用について

ビマトプロストには、次のような副作用があることも覚えておきましょう。

 

ビマトプロストの副作用
  • 結膜充血
  • 色素沈着
  • 痒み

 

色素沈着は、塗布した箇所のメラニン色素が増加してしまう事によるものです。メラニン色素が増えることは、まつ毛の育毛と関係しているので、その効果の裏返しとも言えます。なので、まつ毛の根元以外に液を塗らないように注意し、はみ出てまった場合はすぐにふき取ってください。

 

また、緑内障や高眼圧症の治療以外(まつ毛の育毛目的の場合)にビマトプロスト成分を利用する場合は目に入らないように十分注意してください。もし目に液が入ってしまった場合にはすぐに洗い流してください。